
先週末の「山のふるさと村キャンプ」で、友人Hが LY125Fiにフォークブーツを取り付けてきた。
中国車は Today発売の頃から「メッキがすぐ錆びる」と言われてきたが、それは今でも変わっていないらしい。

フロントフォークのインナーチューブに軽度な錆が見られるということで、フォークブーツを取り付けたようだ。
ちゃんとフロントフォークを取り外して装着したみたいで、結構サマになっている。
ウチの Unicornも、摺動部はたまにシリコンスプレーを吹いたりしているから大丈夫だが、三叉のクランプ部には錆が見られるようになった。
自分はあまり気にしないのだが、摺動部に飛び石が当たってハードクロームメッキに傷がつくと、オイルシールがやられてフォークオイルが滲んできてしまうかもしれない。

購入したのは「BULLSPANN オートバイ バイク用 フロントフォークブーツ 190x52x32mm 左右セット ブラック」
Amazonでは売り切れてしまったようだが、楽天や Yahoo!ショッピングではまだ買える。

上部をインナーチューブにクランプする金具も付属している。

フォークブーツを取り付けるには、車体からフロントフォークを抜く必要があるが、正直そこまで手間をかけてまでやる必要があるのか疑問だ。
それに購入したブーツがちゃんと取り付け可能な寸法なのかもわからない。
ググってみると、フォークブーツを縦に切って装着し、瞬間接着剤でくっつける方法もあるらしい。
とりあえずまずはその方法で取り付けてみよう。

切ったフォークブーツを車体に付けてみると、長さが長過ぎるようだ。

上側はインナーチューブ径にぴったりで問題はない。

下側はボトムケースよりも少し小さいかも。

長さ的にもやっぱり長いようだ。

友人Hによると、長い場合が切ればよいとのこと。
というわけで 2山くらいカットした。

瞬間接着剤はゼリー状のが使いやすい。

先に上から 7割くらいまでを接着する。 2cmずつ塗っては切断面を突き合わせて 1分くらい動かさずにいるとくっつく。
本来の強度が出るのは接着後 24Hくらい経ってかららしい。

そしてこちらが 1週間後の姿。 今のところは接着面が切れたりはしていない。
上側はステンレスのワイヤーで縛る予定。 下側はフォークの屈伸でひとりでに入ったようだ。
だが実は前回のフォークブーツの取り付けで、大きな間違いを犯していた。
それは「サイドスタンドを立てた状態でフォークブーツを取り付けた」ということだ。

サイドスタンドで立っていると、サスペンションは車重によって沈み込み(SAGという)1G状態になっている。
この状態でフォークブーツの長さを決めてカットしてしまったので、メインスタンドをかけてフォークが伸びるとブーツの長さが足りなくなってしまうのだ。

そこでカットした上部を戻して瞬間接着剤でくっつけてみた。 長さ的には 190mmのままでよかったようだ。
上側はステンレスワイヤーで縛り、下側はインシュロックで固定した。 小さいかと思ったがゴムは伸びるので問題なかった。
それにしても似合うかどうか心配だったのだが、思った以上にしっくりきている。
瞬間接着剤の耐久性については何ともいえないが、もし切れてしまったら次はちゃんとフォークを外してブーツを取り付けようと思う。