メスティンでご飯を炊いてみる(#7 初キャンプ編)

しばらく前に、メスティンの保温カバーを買いに行ったときに、ペットボトル飲料を買うためにスーパーに立ち寄りました。

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目的は中身ではなくペットボトルの方。

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写真を撮るまえに嫁にフィルムを剥がされてしまった(いや、中を綺麗に洗ってくれてありがとう!)のですが、伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」です。
決め手はペットボトルの硬さと大容量(650ml)です。 最近のペットボトルは薄くて軟らかいのが多いですからね。

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何に使うかというと、無洗米をキャンプに持っていく容器です。 3.5合は入りますね。 炊飯4回分かな?
毎日食べる訳ではないので、9日間のツーリングでもこれ1本で十分かもしれません。

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で、これを持参して節分キャンプに臨んだわけです。 米0.75合に水150ml。

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給水時間をたっぷり1時間とって、20gの固形燃料で炊飯開始。

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本当はオイルサーディン丼を作るつもりが、缶詰を忘れてくるという失態。 仕方なく常備している焼き鳥缶も温めますが、このときすでに違和感を感じていました...

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固形燃料が燃え尽きて、保温カバーに入れて蒸らします。 その間に鍋の仕込みをします。

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蒸らしも終わってメスティンをご開帳~。 さっそく一口パクっと、美味しい~ぃ くない...
ぜんぜん炊けてないぞ、これは! でんぷんがアルファ化出来てない! なぜだ!? 気温的にはテラスで炊いたときと大して変わらないはずなのに...

もうお分かりですね。 それは風の影響です。 固形燃料の炎がメスティンの横からはみ出すほど、日没時は風が吹いてました。
先述の「違和感」の正体は、メスティンの上の焼き鳥缶を触っても全然熱くなかったことでした。 風で熱が奪われていたんですね。

風除けは鍋の方に使っていたので、メスティンは防風対策がされていませんでした。 完全に無風でないなら、テントの前室で炊飯するくらいの対策は必要でした。
あと冬の屋外で燃料が20gはやはり足りないかな。 たとえ25gでも風対策なしではまともに炊けなかったと思いますが。

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炊飯に失敗した場合は「お酒を振ってもう一度温め直すと喰えるようになる」らしいですが、実はもうお腹が一杯で食べられませんでした。
翌日そのまま持って帰り処分しました。 お米の神様、ごめんなさい。

分かってはいましたが、ただでさえ食べすぎてしまうキャンプ飯に炊飯を組み込むというのは難しいなあ。