13:14 摩周丸を後にする。 計画ではいったん大沼方面に進み亀田半島を時計回りに一周して恵山に行く予定だった。
だがそれではキャンプ場に着くのが遅くなりそうだ。 函館へと渡るフェリーの中であれこれと考えた。

その結果、先に恵山海浜公園に行ってテントを設営し、それから反時計回りに亀田半島を走ることにした。
どうせこの雨だ。 キャンプ場での自炊は難しいだろう。 だったら函館に夜に着いても、函太郎宇賀浦本店で回転寿司喰ってから谷地頭温泉に入ってキャンプ場に戻ればいい。
キャンプ場では寝るだけとなるが、それでも1泊することには変わりはない。

DSC02315.jpg

6年前も雨が多かったが、路面電車のレールは滑りやすいので気を使う。 特にこの場面のように、左にカーブするレールを踏み越えて直進しなければならないところでは。

DSC02316.jpg

函館から恵山までは片道40kmの道のり。 結構な距離だが、北海道ではスケールが狂うのかそんなに遠いとは思わなくなってしまう。

道端で見つけた「馬 出没注意」の看板。 尻屋崎(青森県)や都井岬(宮崎県)ならまだしも、こんな人家があるところに馬が出るの?
聞いた話では、人に買われていた馬が飼い主が居なくなって野生化したらしい。 可哀想な話だ。

DSC02317.jpg

見えてきた。 あれがキャンプ場かな?

DSC02319.jpg

14:15 「道の駅 なとわ・えさん」に到着。

DSC02320.jpg

さっそくキャンプ場の受付を... ん!? 「キャンプ不可」? ここまで来て、そんなのアリ???

DSC02322.jpg

どうりで誰も居ないはずだよね。 確かに海から遮るものが何もない吹きっさらしだから、風が強くなったらテントが飛ばされることだってあり得る。 「キャンプは全て自己責任」と自分は考えているが、キャンプ場の管理者の判断も理解できる。
いつか天気の良い日にここでキャンプしたいものだね。

さて、代わりのキャンプ場を探さねばならない。 といってもすでに見つけてある。 ここまで来る途中に白石公園はこだてオートキャンプ場戸井ウォーターパークの看板を見てきた。

明日の朝のことを考えると、なるべく函館に近いキャンプ場の方が便利だし安心だが、恵山でキャンプをしたくてここまで来た。 だがそれが叶わないなら白石公園でも戸井でも問題はない。 特に戸井については、恵山でキャンプをした場合でも風呂(ふれあい湯遊館)に入りに行く予定だった場所なので、隣でキャンプができるなら好都合だ。

戸井ウォーターパークに電話してみると、営業しているし空きもあるとのこと。 これでひと安心。 「恵山観光してから向かいます」と伝えて電話を切った。

DSC02326.jpg

14:22 出発する。 精神的ショックで、すでに亀田半島一周の意欲は吹き飛んでしまっていたのだが、最低でも恵山だけは行っておきたい。 まずは南岸の道道635号線を行けるところまで行ってみる。 この辺りはいい雰囲気だね。

DSC02325.jpg

ここが最後の集落かな?

DSC02324.jpg

2車線の道路はいきなり終わる。 バスの転回所などもあり、終点に生活感はあれど最果て感はない。
道中の道路も順次改良されているようで、最果て感は姿を消していくのだろう。

DSC02344.jpg

R278に戻って恵山の反対側へ向かう。 椴法華で道道231号線に入る。 ホテル恵風(ホテル ケイプ)の前を過ぎるとこんな標識が立っていた。

DSC02333.jpg

東岸もいい雰囲気だねー。 こんな天気がぴったりだよ。

DSC02335.jpg

14:59 ここが露天風呂らしい。 行ってみよう。

DSC02336.jpg

これが水無海浜温泉。 恵山は活火山だからこんなところに温泉が出ているんだね。

DSC02339.jpg

湯船は混浴だが、ちゃんと男女別の脱衣所もある。

DSC02341.jpg

これでも函館市も公認のれっきとした温泉なのだ。

DSC02342.jpg

函館市のWebサイトにも「水無海浜温泉入浴可能時間のお知らせ」が掲載されている。 本日(8/17)については朝4時~10時までだったらしい。 もちろん事前に知っていたので入れなくても落胆はしない。

DSC02343.jpg

水温を確かめようと石段を下りたら「ズルっ」と滑ってコケそうになった。 ゴム長靴でよかった。
水温は「夏の海」くらいの温かさだった。

ちなみにホテル恵風の温泉で日帰り入浴をすることも可能らしい。

DSC02345.jpg

ここまで来た目的は水無海浜温泉ではない。 「灯台50選」にも選ばれている恵山岬灯台である。 だがここまで来る途中に灯台はなかったし、温泉の先は行き止まりだ。

どこにあるんだろう?と探しながら戻っていくと、ホテル恵風の正面の公園の下に灯台の先っちょが見えた。

DSC02350.jpg

ぱっと見では車道に見えない公園内の細い道を下っていくと、恵山岬灯台があった。 なんだか芝生から直接ニョキッと生えているみたいで面白いね。

DSC02349.jpg

このキャッチフレーズって誰が付けるんだろう?

DSC02348.jpg

灯台から少し離れた場所に建物があった。

DSC02354.jpg

函館市灯台資料館(ぴかりん館)は閉鎖中らしい。 もったいないね。 キャンプ場にすればいいのに。
15:15 恵山観光を終えて出発する。

DSC02358.jpg

15:39 戸井ウォーターパーク(トーパスヴィレッジ・ムーイ)に到着。 綺麗なところだね。 料金はライダー専用区画ということで525円だった。 北海道のキャンプ場は安いね。

管理事務所(センターハウス)の向かいはバーベキューハウスになっているらしい。 木古内の牧場で育てたはこだて和牛の焼肉がリーズナブルに食べられるらしい。
すでに函館市街に戻って回転寿司を食べる気はなくなっていたので、今夜は焼肉に決定! 買い出しに行く必要もないしね。

DSC02357.jpg

場内の案内図。 とくにライダー専用区画というのがある訳ではなく、「空いてる場所にテントを張っていい」という感じのようだ。

DSC02360.jpg

指定された場所へ行ってみると先客が既に設営中だった。 小雨が降っているので、こちらも手早く設営を行う。

DSC02361.jpg

隣はオートキャンプ用区画。 トイレや炊事場もこの先にある。 こんな天気だし誰もいないかと思ったのだが、オート客も2、3組居たようだ。

Screenshot_20170817-162434.png

16:10 設営を終えてテントに転がり込むと同時に雨が強くなってきた。 焼肉屋の開店は17時だし、先に風呂へ行くとしてもちょっと時間が早すぎる。 しばらくテントの中で待機する。

南西の風向きが変わったようで、ずっとこんな調子で雨雲が掛かっている。 テントのてっぺんからポタポタと雨漏りがしてきた。 昨年補修したフライのシームテープが浮いてしまったのだが、そこから染みた水がテント本体に落ちてきているようだ。
シームテープの位置ずれを直してみたら、とりあえず雨漏りは止まったみたいだ。 だが雨が強くなればまた再発しないとも限らない。

DSC02362.jpg

17:42 雨の勢いが弱くなったので、傘をさして「ふれあい湯遊館」へ。 料金は大人360円。 低価格ゆえシャンプー類の備え付けは無し。 持参して正解だった。

DSC02363.jpg

疲れを取るために出来るだけ長く風呂に浸かろうとしたが、腹が減っていたのとわりと熱めの湯船だったので早めに出てきてしまった。

DSC02364.jpg

一番上の「はこだて和牛焼肉セット」(上カルビ、カルビ、生ラム、豚カルビ、ライスか野菜付き)がオススメらしい。 とりあえずそれと生ビールで。
なんだかこの展開、屈斜路湖のポロモイで友人Hとジンギスカンを喰ったときのことを思い出させるね。

DSC02367.jpg

実はこういう焼肉屋に来たことは今までの人生で10回もない。 だからどの程度が適量なのかがよく分からない。

DSC02369.jpg

何か忘れていると思ったら野菜がない。 慌てて頼む。

DSC02370.jpg

確かにとてもいい肉だね。 このボリュームで2千円は安い。 野菜2皿と生ビール2杯でちょうどいい感じ。

DSC02371.jpg

自分が入店したときに家族連れが居たが、オートキャンプの客ではなく地元民ぽかった。 自分が帰る前にも地元民らしき家族連れが来たので、そういう客層に支えられている店なのかもしれない。

ちなみにハイシーズン以外は毎日やっている訳ではないらしい。 利用することが分かっているなら予約しておくのが吉だと思う(特に人数が多い場合は肉の準備が大変らしい)。

19:30 自販機でミネラルウォーターを買ってテントに戻った。 あとは寝るだけだ。
雨漏りが心配だったが、不在の間に再発はしなかったようだ。 ここのキャンプサイトは周囲を山に囲まれているので、風の直撃を免れているのが幸いしているのだろう。

夜中にトイレに起きたときに雨が弱くなっていた。 函館までガスが保つのか心配だったので、携行缶からガソリン1Lを燃料タンクに入れる。  舞鶴ツーリングからの帰路で経験したが、途中で立ち往生して横殴りの雨の中で、携行缶から給油しなければならなくなるのは絶対に避けたいので。


本日の走行距離 133.0km(航走距離 118km含まず)
Google Earth用KMZファイル(酸ヶ湯~戸井) → 20170817.kmz

3日目へ続く