2023年のキャンプ終了

今週末は土日とも最高気温が20℃近くまで上がる絶好の行楽日和という予報でした。
先週でキャンプは打ち止めのつもりでしたが、今年は茨城県でキャンプしていないので金曜日に八千代グリーンビレッジ憩遊館に電話をしてみたら「今週末は予約でいっぱいです」とのこと。
考えることはみんな同じですね。

個人的に大激動だった 2023年も終わろうとしています。

3月
 1. 城南島キャンプ(1泊・東京都)
4月
 2. 栃木あいのりキャンプ(1泊・栃木県)
 3. GW直前キャンプ(1泊・長野県)
5月
 4. 200km圏内ツーリング(3泊・福島県、新潟県、岐阜県)
 5. 荒船雲中キャンプ(1泊・長野県)
6月
 6. 旭市禁酒キャンプ(1泊・千葉県)
 7. たけのこ汁ツーリング(1泊・長野県)
7月
 8. 神川ゆ~ゆ~キャンプ(1泊・埼玉県)
 9. 檜枝岐ツーリング(2泊・栃木県、福島県)
8月
 10. 博士峠ツーリング(1泊・福島県)
9月
 11. 大弛小屋キャンプ(1泊・山梨県)
 12. 琵琶湖ツーリング(2泊・静岡県、滋賀県)
10月
 13. さざなみキャンプ(1泊・静岡県)
11月
 14. 愛川橋キャンプ(1泊・神奈川県)
12月
 15. 立ヶ瀬河原キャンプ(1泊・埼玉県)

ツーリング 15本で 19泊という結果になりました。 15本というのは 2021年の 18本に次いで 2番目に多い数字です。
マルチ(2泊以上)も 3本と高水準でしたが、2泊や 3泊だったので年間の泊数は平均(20.8泊)に届きませんでした(2021年は31泊だった)。
昨年は 22県で 22泊とダブりが 1つもなかったのですが、今年は長野県と福島県で 3泊、栃木県と埼玉県と静岡県で 2泊とダブりまくりでした。

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200km圏内ツーリングの冒頭でも書きましたが、2月半ばに母が脳梗塞で入院しました。
昨年の総括に書いたように 11月にⅠ型糖尿病による高血糖症で緊急入院したあと、介護医療院に移って年を越しました。 その後体調も安定し、1月末に退院して新しい老人ホームに入居してわずか 3週間というタイミングでした。

脳梗塞は発症後 4.5時間以内なら血栓を溶かす薬を使えますが、時間が経つほど回復の可能性は下がっていきます。
母の場合はCTを撮ると右脳がほぼ真っ白になっており、「大変厳しい状況だ」と言われました。
朦朧としているが意識はあり、しかし言葉を発することはできません。
とはいえ「すぐに生命の危機があるという状況ではない」そうで、3週間入院した後に療養型病院へ転院しました。

療養型病院といえば聞こえはいいですが、要は回復の見込みがない患者を長期間入院させてくれる病院です。
当時(3月半ば)はまだコロナ禍の最中で、面会や差し入れが制限される状況でした。 着替えや紙おむつも病院指定業者と契約だったので持ち込みはできません。
自分で看病ができるわけでもなく、いつまでも自宅待機をしていても仕方ないので、昨年末に予約してあった 3月の城南島キャンプには予定通り行きました。

今年の GWは中国四国地方へ行く予定でしたが、万一母の容態が急変したときのことを考えて遠出するのは断念しました。
代わりに「半日で帰って来れる範囲=半径200km圏内」ツーリングを行い、その後も遠くへ行けないぶん近場で回数をこなしました。

寝たきりになっても 2年くらいは頑張れるという話も聞いていたので、このまま小康状態が続くのかなと思っていた 7月末に「容態が急変した」と会社の携帯に連絡がありました。
急いで駆けつけたのですが、残念ながら儚くなってしまいました。

2月に緊急搬送されて以来、いつかはこういう日が来ることは覚悟をしていました。
葬儀の業者や方法について検討する時間は十分にあったので、周囲の協力も得てスムーズに葬儀、火葬を行うことができました。 四十九日も 9月に終えています。
このあとも京都への分骨、散骨、一周忌などまだやるべきことはありますが、一つ一つ片付けていきたいと思っています。

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前述のように母の入院中も含めて「行ける間に」と、今年も精力的にキャンプへ出かけてきました。
まったく止めて喪に服するという考えもありますが、「大事な人が亡くなっても腹は減る」のと同じで残された者の人生は続きます。
「楽しんではいけない」と無理に気持ちを落ち込ませたり自粛するよりも、自然に気持ちを任せた方がよいと考えています。

2014年に下関の実家を畳んで母を埼玉県に連れてきて以来、毎週日曜日の 15時には施設にいる母に電話して御用聞きをし、買い物を届けて大相撲中継などを観ながら 1時間くらい世間話して帰る、というのがこの 9年間のルーチンでした。
キャンプに行った週末でも日曜日は早く帰らなくてはならなくて、習慣になった今でも 15時くらいには帰宅するようにしています。
あの頃はそれを負担に感じていましたが、いま思えば大切な時間だったなとと感じます。

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キャンプ経県値は 191点。 今年は200点を超えるのでは?との期待がありましたが、GWに西日本へ行けなかったこともあり、昨年から 1点(滋賀県)増えたのみです。
その 1点もキャンプ経県値を上げるために、四十九日が終わってから無理やり行ったようなものでしたが。

8月連休後半に兵庫へ 3泊4日で行くつもりでキャンプ場の予約もしていたのですが、母の死去でキャンセルしました。
もっとも 8/15に潮岬に上陸した台風7号により鳥取、岡山、兵庫近辺は大雨により大きな被害を受けました。
母の件がなかったとしても、キャンプに行くのは中止したと思います。

2023_all_track.jpg

今年走った道です(クリックする大きな画像)。

今年のトピックはなんといっても R352を檜枝岐から魚沼へ通り抜けたことでしょう。 キャンプツーリングを始めて 20年来の夢が叶いました。
あと Wave125iをボアアップして軽二輪登録したことで、R408鬼怒テクノ通り、R1静清バイパス、R1藤枝バイパス、R1西湘バイパス、伊豆縦貫自動車道を通ることができました。
車坂峠はこね金太郎ラインを通れたこともよかったです。

キャンプ経県値を上げられないぶん、未踏自治体踏破の機会があれば逃さないようにしていました。
昨年末の 190から 11減って 179自治体になりました。 減少幅が少ないように見えますが、すべての市町村区を踏破した都道府県は 3県(福島県、千葉県、神奈川県)増えて 28県になりました。
ついに関東甲信越から離島以外の未踏自治体がなくなりました。 


灯台50選は昨年から進展なしです。 残りは、

知床岬灯台(北海道斜里郡斜里町)
金華島灯台(宮城県石巻市)
姫埼灯台(新潟県佐渡市)
男木島灯台(香川県高松市)
白州灯台(福岡県北九州市小倉北区)
大瀬埼灯台(長崎県五島市玉之浦町)
女島灯台(長崎県五島市浜町女島)
水ノ子島灯台(大分県佐伯市)
平安名埼灯台(沖縄県宮古島市)

の 9基となります。 来年こそは姫埼灯台と白洲灯台、男木島灯台を見てみたいです。


過去10年間の月別の活動状況です。

Avg2014201520162017201820192020202120222023
Jan0.3
Feb0.3
Mar0.5
Apr1.5☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
May1.2☆☆☆☆☆☆
Jun1.4☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Jul1.2☆☆☆☆☆☆
Aug1.1☆☆☆☆☆☆
Sep1.3☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Oct1.3☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Nov1.7☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Dec0.7☆☆
12.511本14本12本13本13本6本14本18本9本15本
20.820泊18泊25泊17泊21泊13泊22泊31泊22泊19泊
GW8泊9日4泊6日11泊15日8泊9日8泊9日10泊12日3泊4日
7月3連休2泊3日2泊3日2泊3日3泊4日8泊10日3泊4日2泊3日
8月連休3泊4日3泊4日2泊3日2泊3日4泊5日1泊2日1泊2日

そういえば今年は「標高が高いところでのキャンプ泊」を大弛小屋(2,342m)で大幅に塗り替えたことも特筆すべきことでした。

各都道府県の最終キャンプ年です。

暦年小計都道府県
2023年13福島県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、新潟県、長野県、岐阜県、愛知県、滋賀県
2022年13茨城県、群馬県、富山県、石川県、奈良県、和歌山県、徳島県、愛媛県、佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県
2021年8青森県、岩手県、宮城県、福井県、三重県、岡山県、広島県、山口県
2020年3北海道、秋田県、山形県
2019年4京都府、島根県、福岡県、大分県
2018年2香川県、高知県
2017年1大阪府
2016年2鳥取県、沖縄県
2015年1兵庫県

歳を取るごとに思うことですが、今年ほど「人生の時間は有限だ」と感じたことはありませんでした。
やりたいことがあるなら、やれるうちにやっておくこと。 やりたくないことに時間を費やさぬこと。 「やらぬ後悔よりした後悔」ですね。
来年もまた、たくさんキャンプに行こうと思います。